読んだ漫画などを振り返る 2022年1月版
今月読んだ漫画などを振り返る。
感想は新鮮なうちに。
ステラのまほう 全巻
きららは刊行ペースが遅いので途中で脱落していたが、完結したので全巻読んだ。5巻までKindle Unlimitedにも入っているし、面白いので読もう。
人から影響を受けない人は居ないと思うし、また人に影響を与えない人も居ない。人類って互助関係だね。
死神ドットコム 1巻
にゃるら*1の記事*2を読んで読みたくなった。きららってこういう漫画もあるのか。アンチゆずソフトみたいな精神で読む漫画を探していたため、きらら漫画は避けていた(避けきってはない)ので驚いた思い。
どこまでも不幸にしかならない関係性が好き。
人質たちのシェアハウス 1巻
生きづらそうな人たちがたくさん出てくるのがこの漫画だ。社会不適合者あるあるのようにもみえるが、歪んでいる。
自分が他人と接する時は社会性フィルターを通すので、外からは多少まともに見られることが多い。社会性フィルターを外すのはかなり近い身内と居るときだけなので、シェアハウスという環境で社不をぶつけ合えるのって羨ましいかもしれない。
ミモザの告白 2
八目迷*3の文章は本当に情景を表すのが上手い、読んでいると語り手の目を通して感情が押し寄せてくる。
2巻では水族館の話が特に好き。ヒロイン達の行く末を鑑賞している魚を通して語りかけてくる。ただ海流に乗って流されるだけでは流れ着いた先で死ぬしか無い。そんな話を聞いて、考えて、行動を変えるヒロインはとても前向きで、可愛らしい。
決断をするのが苦手な自分に、思春期の衝動的ともいえる主人公やヒロインの動向はとても眩しい。
その他読んだ漫画など
エロゲーマーはSlay the Spire をやれ!
人類、Slay the Spire をやるべき。
Slay the Spire はローグライクカードゲームです。
毎回変わるダンジョンを潜っていき、その過程でドロップしたカードでデッキを強化していきます。
プレイアブルキャラクターは4人居て、各キャラのデッキの方向性は全く違く別のゲームをしているかの様です。
ダンジョンは3層に分かれており、角層にはボスが居てその撃破が目標です。
ボスまでの道程で登場するモブとの戦闘はなるべく避けることができますが、避けていてはボスを倒すのは難しいでしょう。
HPが0になってしまったら終わりです。進行状況は引き継がれません。
残りHPの調整を間違えて死んでしまうこともよくあり、モブとの戦闘ですら緊張感のある戦いが楽しめます。
ここで自分のプレイ状況を紹介。
一度プラットフォームを変えてやり直したためプレイ時間としては40時間程度だと思います。
このゲームは各キャラクターで1回づつ勝利した後に条件を満たすことで裏ボスが登場します。
裏ボスを倒した後もゲームの難易度(アセンション)を上げることができます。
実は自分が苦戦している今のダンジョンは難易度1であり、難易度は20まで存在する。
なろう系もビックリの難易度上限だ。難易度が上がることで強敵の出現頻度が増えたり、攻撃パターンが変化していくらしいです。
この暗いダンジョンを自分の力のみで攻略していく辛いゲームに興味を持って頂ければ幸いです。
ちょっとまって、クジラ?カードを選んでデッキを強化していく?
このゲーム実質ランス10 かもしれません。
ただSlay the Spire にエッチな女の子とかは出てこない、ウォッチャーくらい。
自分が好むゲームはいつも陰鬱とした世界観が暗いゲームで、ちょっとグロかったりします。
Dark Souls もそうだし、ランスシリーズ なんかは主人公の周りは明るいですけど世界は相当に暗いです。
陰鬱で暗い世界に住んでいるオタクに明るい世界のゲームは眩しいので……
チーターが居るゲームは心の底から楽しめない
自分にはオンライン対戦ゲームをする中で度々チーターとマッチングし、苦しめられた思い出があります。
基本的にランクがあるゲームでは高ランク帯がより被害を受けやすい印象です。
一度チーターと出会うと不審な死(もちろん不注意からくることも多々あります。)を迎えた場合にチーターを疑ってしまいます。この邪念がゲームを上達する気概が失せ、負けた言い訳探しに熱中することがしばしばあります。
オンライン対戦のゲームで純粋に対戦を楽しむこと以外に意識する要因は非常に邪魔です 。
StylishNoob:チーターが蔓延したゲームって、疑心暗鬼になるんだよ。ちょっと疑わしいだけでチートじゃないかって。別に実力が伴ってなくても、隠れてチート使ってるんじゃないか?ってなっちゃうんだよ。
StylishNoob:実際なってるでしょ、みんな。変なやられ方したらデスカメラ見ちゃうでしょ。こいつチーターか?って。
StylishNoob:それって悪いことじゃなくて、当然の反応なんだよね。チーターが蔓延したゲームでは、もう疑心暗鬼になって心の底から楽しめなくなっちゃうんだよね。
引用元:雑談:StylishNoob氏「チートが蔓延して疑心暗鬼になったコミュニティーを安心させたかった。」 | DPQP
Valorant はRiot が出した古典的ですが人気がある爆破系ジャンルのFPS ですが、非常にチーターが少ないとされているゲームです。
2022年初頭現在、Youtube で検索しても悪意のある動画はほとんど引っかかりません。(チーターが試合中にBANされたという動画は見かけます。)
このゲームは特別新しいチート対策を行っている訳ではありません。ですが、同時にインストールされるVanguard が起動されてないと動作せず、OS と同レベルのPC に対するアクセス権を持つVanguard はすべてのプロセスを監視します。
チートが検出されるとすぐさま試合は没収され、チートを使ったプレイヤーはハードウェアごとBAN。同一のPC では二度とValorant をプレイできなくなります。
超越した権限を持つこのチート対策ソフトは当時のPCゲーマーからは非難されましたが、功を奏しました。
Valorant はチーターが居ないゲームという冠を得て、アクティブプレイヤーを伸ばし続けています。
(スマーフという別の問題が浮き彫りになりましたが、チーターと比べるとどうということもないと思います。)
このゲームの不審な死は自分の不注意からくることがほとんどです。十分に注意をしてプレイする中で撃ち合いに負けるととても悔しいです。
悔しいという気持ちを思い出させてくれたValorant ってやつに感謝だぜ。
でもフラクチャーは削除してほしい。永遠にG〜P帯を抜け出せない雑魚より。
人の恋は蜜の味
恋愛をする漫画・ゲームが好きです。
不完全な二人がお互いを支え合って生きてく姿や、両片思いの焦れったい関係性に尊さを覚えます。
『WhiteAlbumシリーズ』は浮気をテーマとしたことで有名なゲームシリーズです。
主人公は心を埋めてくれるヒロインに右へ左へ気が移ろってしまいます。
ノベルゲームはストーリーの流れに逆らえない物というイメージがありますが、繰り返しお前本当に浮気をするのか?を説いてくる選択肢はプレイヤーに浮気の罪悪感を覚えさせます。*1
『白頭と灰かぶりの魔女』はやる夫のAAスレ発の人気作品です。書籍化や漫画化もされました。
魔女と呼ばれる少女に弟子入りした少年が、多くの魔女に出会っていく話です。
魔女たちは不死の呪いとそれぞれ気が狂う様な呪いを受けており、人を信用できる様な心境ではないのですが、主人公は唯一魔女の呪いを無効化できることから魔女たちから多種多様なアプローチを受けます。
死にたい魔女と殺したくない主人公の関係性はどうしようもないほどに恋であり、各々の恋がどう発展していくのか目が離せない作品です。*2
『NとS』は磁石の様に、くっつき離れ合ってしまう男女の恋模様を描く漫画です。
素性を知らないまま出会った二人は恋に落ちくっつきますが、生徒と教師という関係に気づき離れます。
運命のイタズラが二人をくっつけ、また離す様子がもっと見ていたくなります。
また、同作者の過去作である『ライアー×ライアー』は、素性を隠し出会った相手が弟だったことから始まる恋愛漫画です。
ヒロインは変装した自分に気づかなかった弟となし崩し的に付き合い始めてしまいます。
姉への恋心を抑える為に恋愛をしようとする弟と、正体を明かせずどんどん後戻りできなくなってしまう姉の関係性はとてももどかしいです。
彼、もしくは彼女にはどうしようもなく足りないところがあり、その人の隙間を埋めるにはこの人しかいないという説得力がある作品だとなお良いです。
自分の好きな恋愛をする漫画・ゲームを紹介しました。誰かの恋に幸せを感じる日々。
声なきものにチャンスなし
今更見て面白かった動画
現代インターネットはコンテンツに溢れており、埋もれてしまったものは先に掘り出されたものの関係性から掘り出されることが多いです。
関係性が無い場合、土の中にいる人々が掘り起こされるには、たまたま誰かが掘り起こすか、大きい声で騒ぐしかないです。
自分から声を出していく行為は恥ずかしいですが、とても絶大な効果をもっていて人との関係性を構築するきっかけになることや誰かのスコップに当たる可能性をグンと引き上げてくれます。
声なきものにチャンスは産まれにくく、ただ何でもない何かになるだけです。
きっと何者にもなれない自分ですが、生存戦略していきたい今日このごろ。
ところで『劇場版 輪るピングドラム RE:cycle of the PENGUINDRUM』、2022年4月29日公開です。
2022年、幾原邦彦から何者にもなれない私達への最終通告が始まります。
◢◤#劇場版ピンドラ 特報公開◢◤
— 輪るピングドラム公式@10周年【編集劇場版2022年公開】 (@penguindrum) 2021年12月22日
――列車は俺たちを再びこの町へ帰した。
RE:cycle of the PENGUINDRUM
2022年4月29日(金)前編公開
🍎劇場版公式サイトhttps://t.co/3oC3CDWTyu#幾原邦彦 #木村昴 #木村良平#ピンドラ10周年 #penguindrum10th pic.twitter.com/bHWhajwzaD
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2015/10/05